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阿弥陀三尊
阿弥陀三尊

中尊の阿弥陀如来及び両脇侍の観世音菩薩、勢至菩薩の三尊は当寺の本尊です。
阿弥陀如来は西方のかなた十万億土に極楽世界をひらき、末法の世に生まれた私達もお救い下さる仏様です。
当寺の阿弥陀如来は上品上生の定印を結んでいます。また脇侍の観世音菩薩は阿弥陀如来の慈悲の分身であり、勢至菩薩は知恵の分身です。脇侍のそれぞれが半伽椅座像であるのもめずらしいです。
堂々とした量感、美しく写実的な表現は藤原時代にあって次の鎌倉時代作風の先駆けと言え、運慶・快慶などの慶派に大きな影響を与えました。玉眼を用いた仏像としては日本最古のものです。
体内に仁平元年作の墨書銘があり、藤原時代から鎌倉時代に移る仏像史の重要な物差しの目盛りとなる仏像です。
ここをクリックすると阿弥陀如来の大きな写真がご覧になれます。